チュウBメルマガ VOL.271

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◆◇◆関東地方BBS会員ヤングセミナー◆◇◆

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2月23(日)~24(月・祝)、埼玉県さいたま市にて令和元年度関東地方BBS会員ヤングセミナー(主催:関東地方BBS連盟ほか,後援:中国地方BBS連盟)が行われ、約30名が参加。

関東地方BBS連盟から中国地方の会員をお招き頂き、東広島地区BBS会 鬼﨑遥さん(広島大学2年(当時)・教育学専攻)が参加しました。彼女からのレポートです。

▼研修概要▼

研修① 基調講演『子どもの気持ちに寄り添うために~当事者の声から、BBS会員ができることを考える~』

講師:千葉市立星久喜中学校 生実分教室(児童自立支援施設の千葉県生実学校内の教室)教諭 川瀬信一さん

研修② 分科会

○複雑な背景をもつ子どもたちに対して、BBS会員からのアプローチ方法を学ぶ。

○BBS会が関係団体や依頼機関から求められている活動および、その関わり方(支援の目的・手法含む)を検討する。

研修③ レゴ®シリアスプレイ®を用いたワークショップ

講師:茨城県BBS連盟会長 植竹智央さん

▼感想▼

基調講演で、困難に直面する子ども、彼らと向き合う私たちBBS会員に必要な姿勢などについてお話を伺うことができました。子どもたちの一つひとつの行動をどう受け止めるか、子どもたちが選択することにどのような意義があるのか、改めて考える機会になり、今後のBBS活動に活かしたいと思います。

また、分科会では、基調講演の内容を踏まえて、「ストレングス視点」について事例検討を通して考えました。子どもの行動や環境などについて「良い」「悪い」と判断するのではなく、「強み」として捉えてみよう、というものでした。思い込みや目的優先(例:不登校であれば学校に行けるようにしよう)、自己投影など、支援する側の価値観が、子どもたちの「ストレングス(強み)」を見えなくしてしまうため、目の前の子ども一人ひとりをよく見ることの大切さを感じました。

今回の関東地方BBS会員ヤングセミナーには、関東地方の各都県から会員が集まっており、その中に混ざって意見交換をさせていただきました。中国地方の研修や大会とはまた違った雰囲気の中で、2日間たくさん勉強させていただきましたが、特に本セミナーは、レゴ®シリアスプレイ®を通した自己表現の体験など、「会員の研鑽」にも焦点が当てられており、新たな気づきが多かったように思います。今後の定例会や研修などに役立たせていきたいです。

---------------【配信日:2020.05.14】

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